SEO対策のし過ぎ?

08.SEO

TOPページが、検索結果に表示されない

「yahoo!の検索結果で、自分の会社の会社名・店舗名 等で検索しても、自社ホームページの 中ページは検索結果で上位表示されるのに、TOPページは、検索結果の上位に出て来ない。」

「yahoo!の検索結果で、この間迄は、自社ホームページのTOPページが、検索結果に表示されていたのに、最近、TOPページが検索結果に表示されなくなった。」

等々の、お問合せを、最近よく頂きます。


「yahoo!」の検索結果は、「yahoo!」が 独自のルールで決定します。そのルールは、非公開ですので、誰にも分かりません。

ただ、今迄の色々な事例や、インターネット上の色々な情報を 合わせて考えると、上記例の症状の場合、「トップページ・ダウン・ペナルティ」という現象が起きている可能性が有ります。


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「トップページ・ダウン・ペナルティ」の症状を解消する為にも、現状を正しく把握する必要があります。まずは、下記を お読みの上、誤解無き様、ご確認下さい。


※※ yahoo! から、ホームページの 全情報が 消えた訳では無い事を、まずは 確認しましょう ※※

 yahoo!の検索結果で、自社ホームページ・TOPページの順位が落ちた事で、「yahoo!から、自社ホームページの全情報が消えてしまった!」と 大慌てされる方が、いらっしゃいます。

A. 全情報が消えてしまったのか?
B. TOPページの順位が落ちたのか?

では、その後の 対策が、大きく違って来ます。 まずは、今、自社ホームページに起きている現象が、 A・B どちらなのかを 正しく把握しましょう。


yahoo!で、 site:(自社ホームページのURL)  と 検索窓に入力して 検索してみましょう。

(例)  site: の後ろは、自社ホームページのURL で検索して下さい。

検索結果に、TOPページが表示されていても・いなくても、検索結果に、中ページが 1件でも表示されればOKです。

→ 御社ホームページの全情報が、 yahoo! から 全削除された訳では有りませんので、まずは、ご安心下さい。

※※ 中ページが、TOPページの 邪魔をしている訳では無い事を、まずは 理解しましょう ※※


yahoo!の検索結果で、TOPページよりも上に、中ページ (会社概要のページ 又は、 物件情報のページ 等) が 上位表示される場合に、

「中ページが、TOPページの邪魔をしているから、上位表示される 中ページを、yahoo!から消して欲しい。」
等々の、ご相談を受ける場合が有ります。

TOPページが、落ちてしまった為に、結果として、中ページが 上に来ているだけで、中ページが 邪魔をしている訳では有りません。

この症状は、仮に、上に来ている 中ページを消したからといって解消する訳では有りません。

むしろ、「中ページが 引っ掛かっていて、助かった!」「この中ページが、検索結果に表示されていなければ、自社ホームページが、どのページも表示されない所だった!」 と ご理解頂きたいです。

「不動くん」の機能の1つとして、TOPページだけで無く、中のページも、色々なキーワードで、yahoo!の検索結果に 上位表示されやすいという機能があります。
この機能が、上手く働いて、最悪の結果を 回避出来ていると ご認識下さい。

TOPページ・ダウン・ペナルティ

yahoo!は、SEO対策し過ぎのサイトを 検索結果の上位から排除して、正当に努力しているサイトを評価しようと していると言われています。

その為、 yahoo!から、「SEO対策をし過ぎている」 と判断された場合、ペナルティとして、TOPページが、検索結果の上位から はずされる事が有ると言われています。

これは、「TOPページ・ダウン・ペナルティ」と 一般的に呼ばれています。略して、TDP と 呼びます。


残念ながら、yahoo!は、 TDPのルールや、どのサイトが TDPを受けているのかを 一切公表していません。その為、自社ホームページが、TDPを受けていると思われる場合、自社で SEO対策し過ぎと 思われるポイントをチェックして、問題と思われる箇所を 修正する必要が有ります。

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以下に、 yahoo!が SEO対策をし過ぎ と 判断すると思われるポイントを列挙します。
但し、 yahoo!が ルールを一切公表しておりませんので、 今迄の事例からの推測である点を、予めご了承下さい。


又、複数のサイトを運営している場合、1つのサイトは、このポイントで SEO対策し過ぎと思われるのに、TDPを受けていないのに、もう1つのサイトは、同じ事をして、TDPを受けていると思われる という事は、多々有ります。

TDPを受けていると思われるサイトに対して、修正を行って下さい。TDPを受けていないサイトに、修正を行うと、逆に 順位が落ちる可能性がありますので、ご注意下さい。

yahoo!が SEO対策をし過ぎ と 判断すると思われるポイント

「不動くん」ホームページでの ポイントを いくつか挙げます。

1. TOPページ「更新情報」に、同じ言葉を 繰り返し 使い過ぎている

「不動くん」TOPページの 「更新情報」(お店からのお知らせ) の欄に、同じ言葉を 繰り返し使い過ぎていませんか?


yahoo!は、ホームページの中で、同じ言葉が、狭い範囲で繰り返し使われている場合に、「SEO対策のし過ぎ」と判断して、TDPを受けてしまう可能性があります。
yahoo!は、特に、TOPページを重要視して、チェックしていると言われています。

「不動くん」TOPページの 「更新情報」が、下記の様な状態になってしまっていませんか?


(例) yahoo!から TDPを受けてしまう可能性がある 「更新情報」の例  その1

1回1回の書き込み情報としては、間違っていないのですが、結果として、同じ言葉が、とても狭い範囲に、繰り返し表示される状態になってしまっています。
yahoo!は、ホームページを機械的にチェックしますので、改行があったり、更新日が離れていたとしても、狭い範囲に、同じ言葉が繰り返し使われていると判断されてしまいます。


(例) yahoo!から TDPを受けてしまう可能性がある 「更新情報」の例  その2

1回の書き込みの中に、同じ単語が、繰り返し使われ過ぎと判断されてしまう可能性が有ります。
「タイトル」「h1」と同様に、文章も 先頭の言葉から順番に、重要と判断されると言われています。同じ言葉は、無意味に、繰り返さずに、先頭に1回使う様に心掛けましょう。

「更新情報」は、SEO対策上、重要な箇所ですが、ホームページをご覧になった お客様(人間)も読む欄です。人間が読んで、「なるほど」「見てみよう」という内容になっているかも 合わせて 心がけましょう。



(例)  yahoo!から、SEO対策し過ぎと 見なされない為の 「更新情報」の 使い方例

重要な言葉を、文章の先頭に1回だけ使用します。後は、人間が読んで、「なるほど」という内容の文章にします。
1回の書き込みを、短い文章にしてしまうと、狭い範囲に、同じ言葉が表示されてしまう危険があるので、1回の書き込みの文章を、3~4行にして、同じ言葉が、狭い範囲に繰り返し表示されない様にする事をお勧めします。


※ 自社ホームページが、この状態に 当てはまらないと思う場合には、上記 修正は 行わないで、他の項目をチェックして下さい。
 この項目で、TDPを受けていない場合、「更新情報」を修正する事によって、逆に、SEO対策でマイナスになってしまう場合がありますので、ご注意下さい。

2. TOPページ「新着物件」「おすすめ物件」で、同じ市区 の物件が多過ぎる

「不動くん」のTOPページ 「新着物件」「おすすめ物件」ですが、ここに表示させる 物件・数 なども、同じ市区・町名の物件を選び過ぎると、yahoo!から 狭い範囲に 同じ言葉を繰り返し 使い過ぎていると判断されてしまう危険が有ります。


(例)

(上記例は同じ物件ですが、写真は違ったとしても、)
・ 同じ市区・町名の物件ばかりを 選び過ぎたり
・ 件数が多過ぎて、結果として、同じ市区・町名が 狭い範囲で 繰り返し使われている状態になっていませんか?


TOPページに 新着・おすすめ物件を 選択すると、例の様に、自動的に 該当物件の 「住所」「最寄り駅」等が表示されます。

上記例の様に、同じ市区・同じ町名の物件を 選び過ぎると、TOPページの 狭い範囲に、同じ言葉が繰り返し 使われる事になってしまいます。

この様な状態になってしまうと、 yahoo!が 機械的に SEO対策し過ぎ と 判断して、TDPを受けてしまう危険が有ります。


全部同じ市区・町名 という選択を避けて、市区・町名が 或る程度は バラける様に 選択する事をお勧めします。

又、 表示する件数が 多過ぎませんか?
件数が多いと、その分、TOPページに 同じ市区・町名が 密集して表示される可能性が有りますので、件数を 減らして、調整するのも 1つの手です。

新着物件 最大20件、おすすめ物件 最大20件、人気ランキング 最大10件 表示可能ですが、選択し過ぎても、下に長くなり、下の方は、余り 目立ちません。 SEO対策のし過ぎと 判断されない為にも、或る程度の件数で 抑えておく事が お勧めです。


※ 自社ホームページが、この状態に 当てはまらないと思う場合には、上記 修正は 行わないで、他の項目をチェックして下さい。
 この項目で、TDPを受けていない場合、「新着物件」「おすすめ物件」を修正する事によって、逆に、SEO対策でマイナスになってしまう場合がありますので、ご注意下さい。